よくある質問

機械事業部

どのような装置を作るメーカーですか?
特定の装置を標準として作るのではなく、お客様のニーズに合わせて自社でできるものであれば何でも設計製作いたします。
過去どんな装置を作ってきましたか?
自動車産業用成形機、鋼管用切断機、ネジ搬送装置、検査機、プラスチック関連装置など、様々な装置を手掛けています。
納期はどのくらい掛かりますか?
装置の規模にもよりますが、通常2,3ヶ月程度です。お客様のご希望によっては、早い納期にも対応します。
見積もりに必要な資料は何ですか?
まずはお客様のやりたいこと、作りたいものを明確に教えてください。その上でより詳しい情報が分かれば教えてください。
見積もりに費用は掛かりますか?
基本的には掛かりません。
アフターフォローはどのようになっていますか?
納入後1年以内の当社の責任の不具合は基本的に無償で対応します(消耗品などは除きます)。
そのほかのトラブルにも、電話などで迅速に対応いたします。

受注までの流れ

  • 事前お問い合わせ
    まずはお気軽にご連絡ください。
  • 詳細打ち合わせ
    営業・設計者が訪問し、細部まで打ち合わせます。
  • 概要設計
    装置の主要部の概要設計を行います。
  • 検討会
    概要設計の仕様を確認します。
  • 設計・見積もり
    最終設計のお見積もりを提示します。
  • 内示(契約)
    ご納得いただいた上で契約となります。

納入までの流れ

  • 詳細設計
    承認図を提出し、仕様の最終確認をしていただきます。
  • 製作・組立
    部品購入・社内工作(一部外注)・社内組立を行います。
  • 立会・試運転
    ワークなどにより試運転を行い、修正・追加仕様を確認します。
  • 納入・検収
    納入設置・立会検収を行ったら完了です。

アロック事業部

アロックはどのように加工するのですか?
アロックはナイロンパッチ式と呼ばれ、強靭で高い弾性を有する特殊ナイロン樹脂を、おねじに融着加工します。
アロック加工に使用する樹脂について教えてください。
植物のヒマの種子を原料にした11ナイロン(ポリアミド11)樹脂を用います。11ナイロンは食品の包装材料や水道管の内面ライニング材にも使用され、使用する樹脂にはRoHSやREACHの規制物質を含みません。環境にやさしいバイオマスプラスチックを用いることで、安心・安全・高性能なねじのゆるみ止めを提供します。
アロック加工はなぜゆるまないのですか?
ねじ込みを行うとおねじに融着した特殊ナイロン樹脂が圧縮され、その反発力により反対側の“めねじ”との隙間がなくなり、高い摩擦力を発生させることで回転しないように抑えます。
試作をしてほしい。サンプルを手に入れたい。
お客様より使用するねじをご提供いただき、仕様を打ち合わせた上で加工を行い、返送させていただきます。
ご希望の方はお問い合わせフォームよりご連絡をお願いします。
締付けトルクとねじ込みトルクの違いは?
締付けトルクは軸力をかけたトルクです。ねじ込み(プリベリング)トルクは軸力をかけないトルク(アロックだけの抵抗値)です。
アロックの標準加工仕様とトルク値の管理は?
お客様の図面指定で、加工指示がない場合は南部製作所の標準加工仕様となります。ねじ部先端より1〜3山空けた部位にねじ径の幅で片面を加工します(ご要望により両面加工も可能です)。トルクはプリベリング値で管理しており、南部製作所の標準規格です。
調整用(仮止め)に使用できますか?
両面加工することでご使用いただけます。軸力がかからない箇所でも、ゆるみ止め効果があります。
油の付いた場所でも使用できますか?
はい、ご使用いただけます。使用する特殊ナイロン樹脂は耐油性に優れており、油付着による著しいゆるみ止め効果の低下などはありません。締付け時に潤滑性が必要な部位でも使用できます。
加工できるネジのサイズ及び材質は?
M1.0〜M24鉄、ステンレス、真鍮です。特殊形状のねじにつきましても、豊富な加工実績がございますのでお気軽にご相談ください。
トルクを管理するときに使用するめねじは?
通常は、M1〜M1.7は市販の真鍮ナット、それ以上は市販の2級ナットを使用して管理しています。
なお、ご使用のめねじを提供していただければ、そのめねじに合わせて最適なトルクを設定いたします。

受注から納品までの流れ

  • アロックの技術説明
    南部製作所アロック事業部またはアロックを取り扱っているボルト・ねじのメーカー・商社の担当が、アロックについて詳しく説明します。
  • アロック試作&ユーザーテスト
    現在ご使用中のボルト・ねじにアロック加工し、この試作品によるユーザーテストをお願いします。
  • アロックの仕様決定
    このテスト結果をもとに初期トルク、戻しトルクなどのスペックを決めます。
  • アロックの発注
    現在取り引きされているボルト・ねじのメーカー・商社にアロックを発注していただきます。必要に応じて図面指定をお願いします。
  • アロックの納入
    仕様にもとづいて加工されたアロックが、ボルト・ねじのメーカー・商社を通して、御社のラインに納入されます。