南部製作所とは
南部製作所が造ってきたものは、その時代・各分野に対応した「社会に役立つ製品」です。

01.はじまりとこれから

南部製作所は昭和14年の創業以来、
一貫して製造・生産現場における省力化設備、
ライン設備の改善に関わる設計製作の道を歩んでまいりました。

昨今、産業界はグローバル化に伴い、国内はもとより、海外との厳しい競争にさらされ、生産性の向上とコスト削減に向けた懸命な努力が続けられています。業界のニーズにお応えするため、これまでに納入させていただいた豊富な実績の中で培ってきた高度な技術力を駆使して、多様化した現場に合わせたコストダウンの方策を提案いたします。

会社概要

自社設計・製作の風力発電機

02. ユーザー視点のものづくり

南部製作所では、
お客様それぞれのニーズに合わせた
産業機械の設計・製作を行っています。

「お客様が求める“ものづくり”を最大限お手伝いしたい。」これは、南部製作所の根底にある想いです。常にユーザー様の立場で考え、実現が困難と考えられる課題にも積極的にチャレンジしております。当社の柔軟な創造力と提案力、蓄積した設計力と高度な技術力を駆使して、多種多様な産業機械を製作してまいりました。ご要望を満たす機械を作り上げる“製造力”が、南部製作所の最大の強みです。

産業機械のご提案例

工場内

03.独自技術「アロック加工」の開発

情報家電分野等で部品の高精度化・小型化が進み、部品の締結を行うねじにも様々な機能が求められています。これらの需要に、南部製作所は開発したねじの表面処理加工技術を駆使して対応しています。

昭和57年から始まったねじのゆるみ止め加工は、平成6年に東亞合成株式会社からの事業譲渡を受け、それまで培ってきた「粉体塗装」の技術をベースに引継ぎました。その後、南部製作所のアロック事業としてスタートし、生産ラインも自社設計・自社製作により日夜改良を加えてまいりました。また、平成18年にタッピンねじの切削捕捉機能を付与した「タックN」シリーズを上市し、平成21年にはさらなる生産性向上を果たすべくアロック新工場を竣工いたしました。
おかげさまで「アロック」および「タックN」シリーズは、各産業分野において、高機能と安定した品質を高く評価され、幅広くご愛用いただいております。
このほかにも樹脂を利用したねじの表面処理加工技術を通じて、締結に関する様々な問題解決をお手伝いします。

「アロック」・ねじ加工について

アロックねじ